故買人、ファースタス Text Audio /53 ⍟
名前
マリレーン号のことかの?あぁ、そうだな...狭い区間に大勢が乗ると、いさかいが絶えないものだ。鞭を打つ腕のいいトレーニングになるわい。
WhakanoBanterAFaustusReply
まぁ、正確に言うと彼らはワシがここにいることは知らんが、ゴロツキみたいな奴らは上官がいない間、楽しんでいるだろう。昔は、一等航海士を縛り上げて酒を飲み、気を失うか死ぬまでに誰が一番多く飲み干せるか競ったもんじゃ。
WhakanoBanterAFaustusReplyTwo
ああ、いやいや、そうではないんじゃ。ワシらの多くは上等な、イノセンスですら恐れるような名家の出だったんじゃ。船長はワシらに手を上げると、故郷で大問題になると知っておった。ワシらは殺人罪からすらも逃れることができた。いや、実際のところは数人の男が調理場の奴隷を死ぬほど殴っただけじゃがの。それでも船長がかろうじて言い聞かせただけで済んだ。もちろん、最近はダルノー提督がどんな身分のものでも兵士になれるようにしとる。恐ろしい方針じゃ。処罰を与えるのを楽しんではいるがの。
WhakanoBanterAFaustusReplyThree
オリアスで起きたことをお前さんの仲間はどう考えておるんじゃ?
FaustusBanterAWhakano
カルイ人たちじゃ!トーテムを囲んで救世主の帰還を祝っておるのか?
FaustusBanterAWhakanoTwo
なんと?それは、ヒニーなんとかだと思っておったが。
FaustusBanterAWhakanoThree
ワシら、エターナル帝国の生き残りの中でか?
FaustusBanterAWhakanoFour
その通りだ。全くもって正しい。
FaustusBanterAWhakanoFive
妙な展開になったな、カルイ人?
FaustusBanterBWhakano
我が民が、お前さんの民と平和に暮らせるなんて思わなかったぞ。お前さん達の土地だということは置いておくとしてもだ!
FaustusBanterBWhakanoTwo
まぁ、その時はワシらの島だったからじゃろう?とにかくお主に感謝せねばならんの。
FaustusBanterBWhakanoThree
ワシらの美しい大都市は燃え残りの廃墟となってしまった。お主はワシらに新しい故郷を与えてくれたんじゃ。新しい社会を築くチャンスをな。希望をじゃ。
FaustusBanterBWhakanoFour
ワシが言っとることはわかるじゃろ!お世辞を受け取ることを学んでくれ。
FaustusBanterBWhakanoFive
どういたしまして。どうだ?難しくないじゃろ。
FaustusBanterBWhakanoSix
緑色の服を着た盗賊がまた来たのか?ここでの人間の回転率ときたら...
注意して聴くんだ、同じことをくり返し言うのは嫌いだからな。

私の名はファースタス。盗品商をやっておる。価値のあるものを持っているなら、私のところに持って来てくれ。分かったか?一日おきに法を出し抜けられると信じている馬鹿な新人が出てくる。奴らは金ピカの珍しいものなんかを盗んだと宣伝しながら歩き回るんじゃ。テンプラーや他の集団がそんなものを見つけちまった日には、二度と奴らを見かけることはなくなっちまう。まあ、時々、そいつらの身体の一部なら見かけるが...大抵は槍に串刺しになってるか、塔の土台の地面でぺちゃんこになっておる。

ワシがここにいるのには理由がある。ワシはお前の保護者だ。ワシは犯罪者ではないお前と、逃亡者としての短い生活の間に立つ持つものじゃ。ワシはお前にとってもっともらしい反証としての役割を持つ。ルールに従う限り、裕福になって、五体満足でいられるぞ。
自己紹介
初めての契約を完了したか?まぁ、九割がたってところだな。契約は、品物が顧客の手に渡るまでは厳密には完了したとは言わないんだ。骨壷をくれたら、稼ぎに相当するマーカーをくれてやる。商売は楽しいな。どっかに出掛けて一箇所でマーカーを使い切るんじゃないぞ。あぁ、これはちょっとしたジョークだ。マーカーはここでしか使えないからな。だからマーカーがどこででも使えるかのような話をするのは当然ユーモアってやつだよ。


気に入ったぞ、エグザイル。馬鹿なことをして信頼を台無しにするんじゃないぞ。
最初の仕事
ワシのような盗品商はお前さんのような盗人が不正に入手した品物をもっと役に立つものと交換する手段を提供しておる。ここではマーカーだな。ワシが盗品を受け取ったら、それを貴族たちとワシにとって役に立つものとで交換するんじゃ、コインをもらったり名声を手に入れたりじゃな。海軍の艦長として、海賊や密輸業者から違法な品物を押収することは珍しいことではない。貴族たちは悪の手から貴重品を取り戻したワシに喜んで褒美をくれるんじゃ。

持ち主の地位が高く将来的にある種の特権を付与してくれそうであれば、無償で品物を返却することだってある。仕事にはリスクが伴うが、お前さんのような盗賊が、ワシを告発しようとしても、その過程でお前さん自身の罪が問われるだけじゃぞ。ワシの言い分とお前さんの言い分が食い違ったとして、お前さんみたいなやつの言葉を信じる裁判官がいると思うか?
故買
ああ、ボスのことか。大物だよ。誰に聞くかによって、千の顔を持つ男にも顔を持たない男にもなる。彼は随分高い評判を持っているんだ。

ワシは真実の鑑定士を自負しているが、真実の話だけが持つ、素晴らしき響きを秘めたボスの話はまだ聞いたことがない。

ワシはある人脈を持ってて、その人脈がさらに別の人脈を持ってて、この謎の人物に関する衝撃的な事実を知ることができたんじゃ。

ワシは泥棒には口を割るつもりはないが、一つだけ言わせてくれ。お前は確実に事実ではない話を聞かされ続けているんだろう?事実は小説よりも奇なりじゃ。
ボス
オリアスに起きたことは恐ろしいことじゃ。酷い、本当に酷いことじゃ。ワシは幸運じゃった。クルーと一緒に海に出ていて安全じゃった。

責任を追うべき者が責任を問われてほしい、もちろん、今一緒に仕事をしてる連中を除いてだがね。その連中は単に悪いタイミングに、悪い場所にいたに過ぎないんじゃないかと思っとる。誰かを運が悪かったと責めるわけには行かないじゃろ!
オリアス
ワシは長い間海軍におったんじゃ。指揮官が現れては消えていくのを見てきた。いいことを教えてやる。ダルノーは愚か者じゃ。田舎者の馬鹿者じゃ。モラルが欠けてるのは間違いないが、それ以上に不快なのは人が築いてきたものを何とも思ってないところじゃ!昔は、海軍は少年が男になるところだった。育ちの良いオリアス人がエリートになる場所だった。短い期間の比較的安全な外海での兵役のあとでな。ダルノーが現れてから、突然、取るに足らない家柄の者が、まるでそこで働いているかのように、船室を闊歩するようになったんじゃ!そりゃあ、そいつらはそこで働いてるからな!奴が仕事を与えたんじゃ!ダルノーのやつはひどいやつじゃ、本当にひどい。
ダルノー提督
ワシの依頼書じゃないか!なんと嬉しいことか。賢い男は慎重でいるべき時をわきまえねばならんが、ワシはお前が気に入ったぞ、エグザイル。お前の威勢の良さも、積極性も、やり遂げようとする態度も気に入った。お前さんには仕事の背景を教えてやってもいいな。

我が愛するセオポリスに最初の煙が立ち上がった時、ワシは我が船、{フェアメリーレーン号}に乗っておったんじゃ。そして、イノセンスに感謝せねばならん!あの野蛮人共がやったこと...あれは擁護できることではない。だが、あんな悲劇の中にこそチャンスがあるとワシはひらめいたんじゃ。

神権政治はほぼ消えてなくなった、お主のおかげでな。だが軍隊の組織は、大部分はそのままなんじゃ。そこが問題なんじゃ。ダルノー提督は、イノセンスが奴を助けたんだじゃが、愚か者なんじゃ。やつはそれはそれは愚か者で、自分の愚かな行動を記録してるはずなんじゃ。それを証明してみてくれんか。そしたらイケてる褒美をくれてやろう。ハイカラなやつをな!ハッ!意味がわかったか?ワシは自分の生まれつきのかっこいい顔立ちを匂わせられるよう言葉を選んだんじゃ。ユーモアがあるじゃろ。言葉遊びは楽しいな。
提督の記録
何を釣り上げたかみてみよう。うぅーん。ラブレター?まあ、世の中の人間は大体、いわゆるパイエティーのクッキー壺に手を出してるもんだから、これは役には立たんな。でもこれなら... いいぞ、こいつは役に立ちそうだぞ。エグザイル、もうこの書類には目を通したか?

お主のような一般人には関係ないかも知れんが、この書類はダルノーが個人的にブラインロット海賊団の活動資金を提供していた動かぬ証拠に違いない!

何じゃ?ワシをそんな目で見るんじゃない。ワシとは完全に状況が違うんじゃ。ブラインロットの奴らはひどい奴らじゃ。密輸人の海賊共なんじゃ!お主はこの狂った世界で精一杯生きようとしている、運のない頑張っとる市民じゃないか。それにワシはブラインロットの奴らとは仕事はせん。ワシは奴とは違うんじゃ。
提督の記録
エグザイル!今まで何をしてたんじゃ、私たちが--... 聞いてくれ。お前さんが引き受けた仕事はうまくいかなかった。ダルノーに書類を見せたが ヤツは厚かましくも肩をすくめただけじゃった!ワシに向かってな!ヤツはこういった、「何をするつもりだ、私を逮捕するつもりか?」とな。ワシは、「そうするかもしれんな!」と言ったんじゃが、そのせいで今やワシはブラックリストに載ってしまった。ヤツからの指令は来なくなったし、他の船からの通信もない。

だからちょっとした失敗をしたというわけじゃ。この世の終わりというわけじゃない... まぁ、この神聖な事態が起きている間はどうしようもない。プランBが進行中じゃ。

他の艦長に対抗意識があるんじゃ、フィディウム船長、清廉潔白な奴じゃ。フジツボですらヤツの船には張り付かないほどじゃ。ヤツは長いことワシに腹を立てておる。ワシが裏取引をしてると疑ってな、賢いヤツめ。お前さんに奴の家に忍び込み、ダルノーの犯罪の証拠書類を置いてきて欲しいんじゃ。ヤツが見つけられそうな場所にな。デスクの上か、便所か。いや...デスクがいい。デスクのアイデアで行こう。ヤツに書類を見つけさせ、ダルノーと対決させるんじゃ。そして、ドッカーン!二隻の船を、もっとデカくて強くてかっこいいワシの船で沈めるんじゃ。
調査結果をフィディウムへ
エグザイル、どうだった?便所のそばに置いてきたのか?あ--待て、机の上に置いてきたんじゃよな?あぁ、申し訳ない。

んん?中で何を見つけったって?あぁ...アーッ、ハッ!フィディウム、お主は馬鹿なやつじゃの!この、親愛なる、役に立つやつは、ダルノーの本人から下された艦隊指令書じゃ。ワシらは今や、全艦隊の将来の配置を知ることができる、ダルノーの船のものも含めてな。

そうだ...いいぞ...計画が立てられそうじゃ。ワシを一人にしてくれ。やらなければならん仕事がある。
調査結果をフィディウムへ
お主はまさにワシが探していた人間だ!しかもワシの依頼書を手にしておる。なんと幸運なんじゃ!長いこと、次の一手をどうするか考えておったんじゃ。劇には多くの要素があり、ワシが求める変化を上演するには、断固とした行動を取らなければならない。おっと、「ワシら」が求める変化じゃな。そう、「ワシとお主」が求める変化じゃ。

計画はこれだ。ワシらはダルノーを殺す。

それだけだ。素晴らしいじゃろ?ダルノーの居場所へ行き、ワシらでヤツを殺すんじゃ。いや、「お前」がヤツを殺すんじゃ。お前がダルノーの居場所へ行き、ヤツを殺すんじゃ。ワシはここにいることにしよう。ワシは手を汚さずにいなければならんからな。こんなに簡単な計画はない!

それじゃあ、行って来い!
ダルノーに死を
ダルノー提督が死んだのか?それならワシにもっとうやうやしく話をせんか!ワシ、ファスタスが新しい提督になるんじゃなからな!まぁ、すぐにでもそうなる。フィディウム艦長の住居を調べるために乗員を送るつもりだ。それで、潔癖なフィディウムのやつを激怒させたに違いないダルノーの腐敗の決定的証拠が見つかるはずだ。その証拠を使ってフィディウムのやつをすぐに船を使った拷問にかけてやる、すぐにだ。ぬるい終わり方にはせんぞ。もちろん船を使った拷問にはワシの船を使わねばならんな。フィディウムの船は潔癖すぎると悪名高いからな。

お前さんの努力には感謝する。今やオリアス海軍をワシの旗の下に統合することができる。世界最大の軍隊が、ワシの支配下になり、ワシはすべての貿易の中心に位置する!

これは乾杯に値することだな。ワシに乾杯!提督万歳!
ダルノーに死を

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